町田宗鳳(まちだそうほう) 広島大学名誉教授・御殿場高原「ありがとう寺」住職

1950年京都市生まれ。幼少のおり、キリスト教会に通う時期もあったが、14歳のおり、家出をして仏門に入る。
以来20年間、京都の臨済宗大徳寺で修行。34歳のとき寺を離れ、渡米。
のちハーバード大学で神学修士号およびペンシルバニア大学で哲学博士号を得る。
65歳で比叡山延暦寺で密教修行、天台宗大阿闍梨となる。

プリンストン大学助教授・国立シンガポール大学准教授・東京外国語大学教授・広島大学大学院総合科学研究科教授・
国際教養大学客員教授・都留文科大学特任教授・ふじのくに地球環境史ミュージアム客員教授・オスロ国際平和研究所客員研究員などを歴任。

研究分野は比較宗教学、比較文明論、生命倫理学。東京大学・名古屋大学・東京医科歯科大学・国連大学・聖心女子大学などでも教えた。
外務省主催『文明間の対話セミナー』の常連メンバーとして、世界各地で講演。

『人類は「宗教」に勝てるか』など日本語や英語の著書約五十冊。
NHK『こころの時代』・『ラジオ深夜便』・『こころをよむ』などに出演。

日経新聞・朝日新聞・読売新聞にもエッセイを連載。

日本・米国・ヨーロッパなどで倍音効果を利用した声の瞑想法「ありがとう禅」を指導、また週末を利用した「ありがとう断食セミナー」を定期的に開催。
現在は、「ありがとう寺」(無宗派)を拠点に、密教修法の「弘法護摩」を日々実践している。